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すみた酒店(はなびし庵)


名張の古町・石の鳥居近くに佇む「すみた酒店(はなびし庵)」は、築およそ170年の町家を活かした歴史ある建物。商人の暮らしやおもてなしの場として使われていた座敷や庭が今も大切に残され、訪れる人を静かに迎えてくれます。
館内には、江戸から昭和初期にかけての生活道具や器、絵巻物などが展示され、当時の人々の暮らしぶりを感じることができます。木の香りとやわらかな光に包まれながら、名張という町が歩んできた時の流れを感じられる空間です。

はなびし庵では、角田ご夫婦が主宰する「劇団ふたり」による影絵劇場が開催されています。
影絵は奥さまの手作り。繊細な切り絵に光が透け、スクリーンに浮かび上がる世界はどこか懐かしく幻想的。
ナレーションはご主人が担当し、夫婦の息の合った語りと演出で、名張の歴史や昔話が生き生きと語られます。
影絵を通して、名張という町の成り立ちや文化を楽しく学べるのも魅力!
※影絵上演は事前予約制・5名以上から(お一人500円)

はなびし庵には、角田家に代々伝わる「生き人形」も展示されています。
三代目ご夫婦の姿をかたどったもので、当時は男性社会だった中、奥さまの人形が残っているのはとても珍しいといわれます。「夫婦を大切にしていた角田家だからこそ残った」と伝わるその人形からは、家族の絆や想いが静かに伝わってきます。
現在のご主人は九代目。長い時を経ても、家とともに受け継がれてきた“名張の物語”がここに息づいています。



《すみた酒店(はなびし庵)》
所在地:三重県名張市中町370(石の鳥居前)
営業時間:9:30~18:00(または10:00~17:00)
定休日:木曜日
電話:0595-63-0032
影絵劇場:事前予約必須・5名以上・お茶とお菓子付き(お一人500円)
江戸から続く町家で、光と影が紡ぐ物語を。
「はなびし庵」は、名張の“今と昔”がやさしく交わる場所です。
はなびし庵のある中町・古町エリアには、昔ながらの町家や新しいお店が立ち並び、まち歩きにもぴったり。和菓子やパン、カフェなど、歩くだけで小さな出会いが待っています。
赤目四十八滝や青蓮寺湖を訪れたあとに、名張のまちなかを散策してみてはいかがでしょうか。
旅の締めくくりに、ゆっくりと心がほどける時間を過ごせます。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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